2022.08.22
ちょっと遠方の現場
ちょっとじゃないかな😅
島根県ですらね・・・
一般の民家を社員寮にする
という内容のリノベーション
2ヶ月弱の長期間の現場でした
かなりの年月も経ってましたから
なかなか大変でしたね
ただ単に自然素材を
使うだけではなく
独自の工法と本物の素材を使い
いわば「超自然素材の家」
を手づくりします
こんにちは!
「人と自然にやさしい家づくり」
さくらホームの宮永和幸です
そんな島根県の現場
車での移動で職業柄なんでしょうけど
目につくのはコレ👇
石州(せきしゅう)瓦の屋根
しかも赤い色のものですね
石州瓦って島根県の西部で採れる粘土と
松江特産の来待(きまち)石から
つくる釉薬(ゆうやく)が特徴です
釉薬って・・・
表面に光沢を出して
液体をしみ込むのを防ぐのに
用いるガラス質の粉末のことですね😉
そんな釉薬を塗ると独特のキレイな
赤い色が出るんです
赤(あか)瓦とか来待(きまち)瓦
とか言いますね
他の瓦産地に比べて
窯の温度がかなり高いみたいで
透水や凍結、積雪の重み、塩害などの
耐久性に優れているのも特徴ですね
広島でも西条あたりや
それより北部に行けば
結構、石州瓦の家が多いです
ちなみに三州瓦と淡路瓦で
日本三大瓦と呼ばれていますね😮
個人的には四国の菊間瓦の
いぶし銀が少し疎な感じがあって
好きなんですけどね✨
屋根職人さんはやっぱり
石州瓦が丈夫で長持ちって
よく言われます
丈夫で長持ちって大切です
さくらホームではもちろん瓦で
屋根を葺(ふ)くこともありますが
天然石を屋根材として使います
粘板岩って石を使うんですが
地殻変動によってできた岩石で
板状に加工しやすいのが特徴ですね
古くからヨーロッパの
建築材料に使われていて
数百年も風雨に耐える丈夫さです👌
石なのでメンテナンスも必要ないし
つくる過程で二酸化炭素も排出しない
再利用までできるエコ建材ですね✨
それになんといっても
デザイン性が良いですよね~😊
古くなっても自然素材ならではの
風合いがあります
クールーフ工法といって
独自の引っ掛け工法は
無添加住宅の特許です
クールーフって名前は
涼しい(クール)+屋根(ルーフ)
からつけられた名前
屋根部の熱を風力で
自然換気するから部屋の温度を
下げる効果があります
あっ!
ちなみに東京駅の屋根も
これと同じ粘板岩で葺かれてますよ😊
安心・安全!
丈夫で長持ちでカッコイイ
石屋根で決まりですね😉