床はナラ材、壁や天井には漆喰を使用したH邸。吹き抜けのリビングも、天然素材の調湿作用でいつも快適。梁や建具の塗装には、ベンガラ、焼酎、豆乳といった食べれるほど身体にやさしい素材を調合したものを使用するというこだわりよう。
依頼先の決め手
地元の再開発に伴って家の建て替えを検討していたHさん。長年技術職に就いてきたことから、科学だけでなく環境への意識も高く、「循環型の社会の実現のためには、住まいづくりにも配慮が必要」と考えていた。
「建築会社を探して展示場を回っていたとき、無添加住宅代表取締役の秋田さんに出会いました。そこで2時間以上家づくりの話をして、後日別の展示場で偶然再会して改めてじっくり会話し、無添加住宅の考え方に納得。住んでいる間は安心で、遠い未来には土に還る素材の家にしたいと思いました。だからこそ無添加住宅が推奨するものをすべて盛り込んだ仕様を採用することにしたんです」(Hさん)
住み心地
H邸は、丈夫で木目の美しいナラ材、調温・湿効果が高い漆喰、炭化コルクの断熱材など、すべての建材・素材を、無添加住宅推奨仕様に。さらにセカンドライフは、すべて1階で過ごせるようにしたいという願いを反映させた間取りを採用している。
「建てたばかりの家特有の匂いさえない、すんなりとなじめる住まいです。吹き抜けで開放感があるのに落ち着くリビングや、仕事ができる書斎なども備え、まさに思い描いていた通りの家になりました。妻の満足はもちろんですが、訪れた知人、ご近所さんたちも“Hさんらしいこだわりのあるいい家ですね”と感心してくれます」。
真っ白な漆喰の壁と、ベンガラで塗装した天井のコントラストが個性的な和室。床の間は自然光を取り入れる設計で、陰影の美しい空間に。
「ふすまの和紙までこだわりました」(Hさん)
江戸時代のような循環型の家づくり理念に共感
「地元の開発ですっと住んできた家を手放しましたが、やはり、セカンドライフは地元に再建した家でと願っていました。立て替えに当たってイメージしたのは、国内ですべて循環させていた江戸時代の住まいづくり。住んでいる間安心して快適に過ごせることはもちろん、役目が終わったら自然に還る素材を使いたかった。だからこそ、無添加住宅の素材・建材選びの考え方に共感。新しく建てた家なのに、建て替える前の床柱や庭石もなじみ、自然に和むことが出来る住まいが完成して満足しています」(Hさん)
天然石の質感が目を引く三角屋根は、Hさんやさくらホームの自慢ポイント。美しいだけでなく“空気を通す”工法で、夏場の屋根裏さえ暑くならないというメリットも。。
お客様の感想
【1.家を建てようと思ったきっかけは?】
段原再開発
【2.さくらホームに決めた理由は何ですか?】
無添加住宅
【3.家づくりでこだわった事はなんですか?】
自然素材
【4.住み心地はいかがですか?】
良い
【5.これから家を建てられる方にアドバイスをお願いします。】
無添加(特にしっくい)がお勧めです。