2020.11.16
先月上棟を終えた、亀山の現場。
着々と工事も進んでいます。
土台には檜、柱には杉、桁は米松。
もちろん無垢材です。
屋根には、天然石の粘板岩“クールーフ”。
なんと石葺きの屋根。
夏はいわば、石の日傘のような役目をしてくれるので
勾配天井やロフトスペースでも快適な空間に。
もちろん断熱をしっかり確保しているので
冬は室内の熱を外に逃がさず、温かく過ごせます。
天然石なので、スレートや瓦のようなメンテナンスの必要もなく
生産時にも二酸化炭素の排出はありません。
石油製品ではないので劣化しないのももちろんです!
外壁側の断熱材は炭化コルク。
ワインのコルクも近頃見かける機会が減ってきましたが、そのコルクです。
炭化コルクは、およそ800℃の高温の窯で蒸し焼きにしてつくらるもの。
炭化コルクに包まれた真っ黒な、いわば“炭の家”も
しばらくすると、白い漆喰でがらりと表情が変わります。
完成してからでは目にすることのできない
基礎や構造をこの機会にご覧くださいね。
現場近くでは、なんと鹿さんが登場!
この辺りでは珍しくないようです(驚)