広島県の北部、島根との県境近くの芸北に山荘が完成しました。
辺りは森林に囲まれ、すぐ側にには小さな川が流れていて、渓流釣りも楽しめるといった立地の中の山荘です。
今回、建替工事の依頼を受けた訳ですが、オーナー様は、三代にわたって山荘を利用されていいます。
開拓した頃の苦労話などもお聞きし、思い出を残しながらの間取り計画になりました。
冬には2mぐらいの積雪があるので高床式の構造としました。構造材はもちろん、軒裏、バルコニー、ウッドデッキ、手摺、階段等はすべて天然無垢材を使用。
室内の床、壁、天井もすべて天然無垢材を使用、吹き抜けを設けることで大空間を演出しています。吹き抜けを設けることで二階のフリースペースと一体となり、大空間を演出しています。
囲炉裏部屋は床板を外せば、掘り炬燵のように使用できます。友達の多いオーナー様、二階のスペースも充分な広さを確保。勾配天井が山荘らしさを引き立てています。